～東京・赤坂「豊川稲荷」で静かなひととき～

こんにちは！
今回は、東京都港区赤坂にある「豊川稲荷 東京別院」を訪れてきました。

ビルが立ち並ぶ赤坂の街にありながら、一歩境内に入ると空気が変わる――そんな不思議な魅力を持つ場所でした。

---

赤坂の喧騒の中に現れる“別世界”

赤坂駅を出てすぐの大通りから少し入ると、突然現れる立派な山門。
その向こうに広がる境内は、まさに“都会のオアシス”のような静けさに包まれていました。

豊川稲荷といえば、愛知県豊川市にある「豊川閣妙厳寺」が本院で、東京別院は、明治20年に開かれた由緒ある分院です。
一般的に、稲荷というと狐を祀っている神社だと思いますが、豊川稲荷で祀られているのは豊川ダ枳尼眞天。豊川ダ枳尼眞天が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられることから通称として「豊川稲荷」が広まったそう。

商売繁盛、金運、芸能のご利益があるとされ、多くの著名人や企業関係者も訪れるパワースポットとして知られています。

---

境内をゆっくり歩いて

まずお参りしたのは、本堂。立派な屋根と重厚な造りが印象的で、手を合わせると気持ちがスッと整うような感覚に。
境内には他にも、「大岡越前守忠相公の霊廟」や「融通稲荷」「弁財天」など、見どころが点在していて、それぞれに異なる雰囲気がありました。

中でも印象的だったのが、「千体の狐像」が並ぶ「奥の院」エリア。
小さなお狐さまたちがずらりと並ぶ光景は圧巻で、神聖という言葉がぴったり。ひとつひとつの像にお供えや願い事が添えられていて、人々の祈りの積み重ねが感じられました。

---

お守りとおみくじも楽しみのひとつ

参拝の後は、授与所でお守りを拝見。
金運や勝負運、仕事運にご利益のあるお守りが豊富で、思わず目移りしてしまいました。
今回は「融通金守（ゆうずうかねまもり）」という、金運に良いとされるお守りをいただいて帰宅。

おみくじも引いてみると…「吉」！
ささやかながら前向きな言葉が心に響き、今日この場所に来たことに意味を感じました。

---

おわりに ～東京で出会う“祈りの場所”～

豊川稲荷東京別院は、赤坂という都会のど真ん中にありながら、不思議と心が落ち着く、祈りの空間でした。
商売繁盛や金運を願う方はもちろん、ただ静かな場所で心を整えたい方にもおすすめです。

ちょっと疲れた時、自分と向き合いたい時、東京の真ん中でふと立ち寄れる、そんな大切な場所。
次に訪れる時は、季節の花が咲く頃にまたゆっくり歩いてみたいなと思います。

皆様、お詣りに行かれる際はお賽銭をたくさん用意して行くことをお勧めします♪

YouTubeはこちらから：豊川稲荷