増上寺とイタリア街を巡る旅
こんにちは!
今回は、東京都港区で歴史と異国情緒を感じる旅をしてきました。歴史ある増上寺で清々しい空気を感じた後、まるでヨーロッパに来たかのようなイタリア街をのんびり散策、和と欧のコントラストを楽しめる旅です。東京の新しい魅力を発見できた旅となりました!
徳川家ゆかりの増上寺で、歴史と静寂に触れる
まず訪れたのは、浄土宗の大本山・増上寺。
開山は1393年、室町時代まで遡る歴史ある寺院ですが、江戸幕府の手厚い庇護を受け、徳川家の菩提寺としても知られています。広大な境内に足を踏み入れると、一気に静寂に包まれ、都会の喧騒を忘れさせてくれる特別な空間が広がります。
① 三解脱門(山門)をくぐる
増上寺の入り口に立つのは、1622年に建てられた**「三解脱門(さんげだつもん)」**。
「むさぼり(貪)」「怒り(瞋)」「愚かさ(癡)」という人間の三つの煩悩を解脱できるとされるこの門は、東京都内に現存する最古の木造建築の一つ。歴史の重みを感じながら、じっくりと眺めてみると、細かい彫刻や美しい木組みに見惚れてしまいます。
門をくぐると、目の前には広大な境内と荘厳な大殿(本堂)が現れ、背景には東京タワーの赤いシルエットが。
この景色こそ、増上寺ならではの魅力!
歴史と近代的なランドマークが共存する、このコントラストがとても印象的でした。
② 増上寺本堂で参拝
本堂で手を合わせ、日々の感謝と今年の願いを込めてお参り。
増上寺はご利益でも有名で、特に「健康長寿」「家内安全」「厄除け」などの祈願に訪れる人が多いそうです。今回は特に、日々の平穏と健康を祈ってきました。
③ 徳川将軍家霊廟へ
本堂の奥に進むと、徳川家の墓所「徳川将軍家霊廟(れいびょう)」があります。
ここには徳川秀忠(2代将軍)をはじめとする6人の将軍と、その家族が眠っています。霊廟の門は朱色が映える美しい造りで、徳川家の威厳を感じさせる荘厳な雰囲気。江戸時代の歴史を肌で感じることができる、見逃せないスポットです。
④ 千体地蔵尊に心を寄せる
霊廟の近くには、ずらりと並ぶ小さな地蔵たちが祀られた千体地蔵尊があります。
風車を持った地蔵が並ぶこのエリアは、子供の健やかな成長や安らかな眠りを願う人々の祈りの場。色とりどりの風車が回る姿は、どこか穏やかで優しい雰囲気を漂わせています。



異国情緒あふれるイタリア街へ
増上寺をゆっくり堪能した後は、少し歩いてイタリア街へ移動。
ここは港区・芝浦エリアにある、まるでヨーロッパに迷い込んだかのような街並みが特徴的な場所です。レンガ造りの建物や石畳の道が広がり、日本とは思えない異国情緒たっぷりの雰囲気が楽しめます。アイアン製のバルコニーやクラシカルな街灯など、ヨーロッパ風の建築が続いています。ちょっとした旅行気分を味わうのも良いかもしれません。
本格的なエスプレッソを飲みながら、今日の旅の余韻に浸る贅沢な時間。増上寺での厳かな空気とはまた違った、リラックスしたひとときを楽しみました。
苔テラリウムを味わう
2日目はホテルを出て、汐留のシンボル「日テレ大時計」へと向かいます。宮崎駿監督が手掛けた大時計で、その大きさはなんと高さ約12メートル、幅約18メートルに及ぶそうです。
ジブリの世界を堪能したところで、次は新橋にあるMilky Greenさんで苔テラリウムのワークショップを楽しみます。苔テラリウムを作るのは大変そうと感じますが、講師が丁寧に教えてくれるので、自分の思うような世界を作ることができます。世界に一つだけのオリジナルな苔テラリウムの完成に、心ときめくこと間違いなしです。


まとめ ~東京で感じる和と洋の融合~
増上寺の歴史と静寂、そしてイタリア街の異国情緒、自分だけの作品。
この3つを楽しめる、東京の新たな魅力を発見できた旅でした。
🔹 増上寺で歴史と厳かな空気に包まれ、心を整える
🔹 東京タワーとのコラボレーションビューを楽しむ
🔹 イタリア街で、ヨーロッパの雰囲気を満喫
🔹 世界に一つだけ、オリジナルなものを作って楽しむ
都心にいながら、和と欧の魅力を一度に楽しめる港区。
歴史を感じながらゆったりと過ごし、異国気分も味わえるこのコースは、普段の忙しさを忘れてリフレッシュするのにぴったりでした。
みなさんもぜひ、増上寺とイタリア街を巡る旅を楽しんでみてください!